ここまで、勉強法よりも勉強以前の前提について書いてきました。
なぜ勉強以前の前提にページを費やすかというと、機械的な「勉強法」だけでは伸びない子どもがいるためです。それも少なくない割合で。
本屋さんにも予備校にも塾にもネットにも、「勉強法」「○○方式」が氾濫しています。数えるのが無理なくらい、何万という方法論があるようです。
ではなぜ、そんなにたくさんの方法論が存在するのか?
それは勉強法が人によって違うからに他ならないでしょう。
そんな中での代表格が、「成績が伸びないのは、勉強法を知らないからだ」というフレーズです。
このフレーズは非常に頻繁に耳にしますが、果たして本当でしょうか?
みなさんはいかが思いますか?
確かに成績が伸びない理由の1つは、勉強法が間違っているからでしょう。
でも、成績が伸びない理由は、決して1つではない。
これまでお話したような、勉強以前の前提に問題がある場合もあるのです。
このページでは、
@なぜ、勉強法が何万も存在するのか
Aなぜ、勉強法だけでは伸びないことがあるのか
の2点についてお話したいと思います。
@なぜ、勉強法が何万も存在するのか
私なりの答えから言いますと、勉強法が何万、何十万も存在する理由は、独りよがりな勉強法が非常に多い点です。
自分ひとりがうまくいったからこれがいい、というのはまったくナンセンスです。
そしてそういったサイトのほとんどはお金儲けが目的に見えます。
さらに、「半年でTOEIC200点から800点へ」といった、常人にはとてもできないことだったり、
または「偏差値40台からの早慶合格法」という別によくある話だったり(現に私も最初は偏差値40ちょいでした。)します。
こういった話も、その人にはできても他の人にできるとは限りません。
勉強法とは、仮にも人に薦める限りは、ある程度の普遍性か、データに基づく根拠が必要です。
さらによくあるパターンで、「勉強しない勉強法」とか、「1日10分見るだけ勉強法」とか、“楽をしたい”という願望をそそるやつとか、
逆に、「コレだけできれば絶対合格」と言って絶対にできない量の教材を届けるとかの悪質とも言えるものも見受けられます。
ここまで読んでくださった方はまさかこんなものに引っかからないでしょうが、くれぐれも気をつけてください。
これらはただの金儲けですからね。
あなたのことなんか全然考えていませんから。
しかしそんな中にも、必ず本物はあります。
その見極め方は、
・講師の書いたものであること。
・1ページだけのHPではないこと。
・有益な情報がたくさん書いてあること。
・商品が高額でないこと。
です。
これらのHPなら信頼できます。
よくチェックしてください。
私のHP“勉強法の真実HP版“も勉強法の1つですが、何も売っていません。
宣伝でもありません。
ためしにご覧ください。
Aなぜ、勉強法だけでは伸びないことがあるのか
ここまで読んでいただいた方には、この問いは易しすぎますよね。
答えは2つあります。
1つ目は、勉強には何よりもまず、勉強するための要素が必要なためです。
勉強法以前に、その勉強法を実行する能力が必要なのです。
詳しくはHP版後天的に身につく頭のよさについて に書きましたが、
要約すると次のようになります。
@健全な精神(体は要素ではありません。心です。)
A問題集が買えるくらいの経済力
B好奇心を奪わない接し方
C基本的なしつけ
D他人に共感できること・コミュニケーションが取れること
E他人を疑うことができること
Fよい指導者との出会い
2つ目は、まず習得すべきなのは知識ではなく、思考力だからです。
あるいは知識と同時に、思考力を養う必要があるからです。
詳しくはHP版大学受験英語の正体!!!に書きましたが、知識だけで乗り越えられるほど、入試って甘くないんです。
これは簡単に証明できます。
もし知識だけで受かるなら、たくさん浪人するほど受かりやすい、ってことになりますよね。
でもそうではない。証明終わりです。
中学受験も高校受験も大学受験も、知識だけでイケるのは偏差値40くらいまででしょう。
そこから上は、思考力の勝負になっていきます。
そこを間違えて、細かな知識ばかり覚えると、なかなか偏差値が伸びない、そして苦しいつまんない、下手すれば挫折、というサイクルに陥ります。
つまるところ、勉強法とは機械的なマニュアルでは済まされず、塾に通うならよい指導者が、独学ならよい書物が必要だ、ということです。
方法論だけで第1志望に合格できるほど、世の中甘くありません。
私の塾の生徒には間違ってもそんな愚は犯させないし、これを読んでくれた人にもわかってほしいことです。
楽しようとして回り道をしたり、お金儲けだけの輩に引っかかって、大切なお金と時間を失わないでください。
どうか、信頼できる人や書物を見極められるようになってください。
切に願っています。

